人生ハードモード

さとうみほのの裏アカ的なもの

恥ずかしくて言えなかったこと。

 

 

 

恥ずかしかった。

 

 

 

「私、うたをうたいたい!」

 

 

ってちゃんと誰かに向かって言うことがずっと恥ずかしくてできなかった。

笑われたらどうしよう。

お前じゃ無理だと言われたらどうしよう。

 

 

そうやって言われたら

「いやいや、本気なわけないじゃん!笑」

って返せば、変な人と思われないかな、とか。

 

 

そう思って生きてきた。

 

 

 

 

カラオケがちょっぴり苦手だった。

それは今もだ。(たまに行きたくなるけど。照)

あの狭い個室で

人が数人集まって、

「みんな、人のうたなんて聴きたくもないだろうな。自分がうたいたいだけだろうし」

とか思いながら、自分じゃない誰かのうたをうたうのは、嫌だった。

ケータイばっか見てる友達、

次うたう曲を必死に選ぶ友達、

嫌だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

合唱も嫌いだった。

いつも

「佐藤さん声出して。」

と仕切り役の女の子に言われてた。

頑張って出そうとしても口からはすごい小さい声しか出なくて、

合唱の練習が嫌いだった。

 

 

 

 

そんな私が

なぜか、うたをうたいたくなった。

自分の言葉で、自分のおんがくを。

(なぜうたいたくなったのかは、このブログでお話ししているので見てみてね↓)

スーパーマンになる方法 - 人生ハードモード

 

 

 

 

 

上に書いた通り

あまり人前でうたいそうにない私は

馬鹿にされたり否定されるのが怖くて

自分の夢を誰にも言えずに、

高校3年の春、1学期が過ぎようとしていた。

 

 

 

 

 

最初はどうしてもおんがくの仕事に就きたくて

裏方のお仕事を見て回った。

 

ローディさんや舞台監督さん、

PAさん、照明さん。

 

他にもいろいろ見た。

お母さんと共に専門学校を回ったのだ。

 

 

 

 

でも、やっぱり気になるのは

ステージに立ってうたをうたっている側の人達のことだった。

(専門学校は裏方さんコースとシンガーコースがあったので、シンガーコースも横目でチラチラ見てた)

 

 

 

 

 

 

「みほちゃんさ、本当はあっちに行きたいんじゃないの?」

 

 

とお母さんが言った。

 

 

 

 

「でもさ、私みたいな地味な奴がさ、そっち言ったらさ…なんか恥ずかしいじゃん…」

 

 

と、私も言った。

 

 

 

「でもさ、後悔しない方がいいじゃん。みほ、ひがんじゃうんじゃないの?すぐ近くにシンガーの子がいてさ、その子のお手伝いをするの」

 

 

とお母さんが言った。

 

 

 

「…」

 

 

 

 

後悔、したくないな

ひがむのも、嫌だな

 

 

そうかもね、

お母さんはなんでもお見通しだ。

 

 

後悔しないためにも

誰かをひがまないためにも

ちゃんと見てきた方がいいのかもね

 

 

うん、

 

 

私なんか、私なんかって卑屈にならないで

しっかり見て来なきゃ。

 

 

 

 

 

お母さんの言葉のおかげで

そう思い直した。

 

たぶん、きっと、

本当はずっと誰かに

うたをうたうことを肯定してもらいたかったのかもしれない。

いいじゃん、やってみなよって

背中を押してもらいたかったのかもしれない。

 

 

 

 

 

それから

おんがく学校へ見学に行った。

 

 

 

 

 

おんがく学校はワクワクが詰まってた。

気持ちが、大きく動いた。

ローディさんやPAさんを、見ていた時とは違う。

胸が高鳴った。

(もちろん、ローディさんやPAさん、尊敬しておりますし素敵なお仕事だと思っています。むしろあのまま中途半端な覚悟でローディさんなどを目指していたらコテンパンに打ちのめされて中途半端に終わってただろうな…。本当、すごく、尊敬しています。)

 

 

 

 

 

 

 

あぁ

やっぱり、私はうたいたかったんだ

これはもう、嘘つけないな

 

 

 

 

 

 

と思った。

 

 

まずはお母さんに、それからお父さんに

そして友達に、先生に

 

 

高校3年の1学期終わりに伝えた。

 

 

 

お母さんもお父さんも、やりたいことやりなさいと言ってくれた。

 

 

 

 

 

先生には

「本当に音楽の道に進むの?それでいいの??この大学行けるのよ?佐藤さんなら行けるのよ?????」

と、何度も聞かれた

(ちょっと頭良かった。照)

 

 

友達には

「え?みほのが?ステージに立つ人間できるの?裏方じゃなくて??」

 

と言われたりもした。

 

 

 

 

 

 

でも、どうしてもうたいたかった。

しかも、一度夢を口に出したら案外恥ずかしくなくて

口に出せば反対意見ももちろんあるけど

応援してくれる人も出てきて

 

ああ、そうか。口に出さないと始まらないんだ。

 

と思った。

 

 

どんなことでも口に出せば世界は変わる。

行動に移せば世界が変わる。

むしろそうしなきゃ何も始まらない。

 

今、私の周りにいてくれる人はみんな、おんがくを愛してる人だ。

 

 

 

 

 

 

変わったんだよ、本当に

 

 

だから

どんなに恥ずかしくても、どんなに自信がなくても

夢は語らなくちゃ。

 

 

 

その夢のために歩いて行かなきゃ。

 

 

 

 

と。私は身をもって体験したのです。

 

 

進路に迷ってる人、

本当は夢があるけど誰にも言えない人

 

 

勇気を持って

少しだけでいいから口に出してみて。

 

 

絶対に変わっていく。

 

 

 

自分のストーリーを作るのは自分しかいないから

私はこれからも恥ずかしいことも全部口に出していくことにした。

もっともっと足掻いてみることにした。

 

 

 

 

 

「結果を出す」というのは結果でしかないから。

もちろん結果は出したいし、結果を出そうとも思ってる。

でも、結果を出すためにもまずは夢を吠えるところから始めたい。

 

 

 

「吠えてるだけで何も結果出してない」

だなんて、そんなの気にするな

 

 

まずは吠えなきゃ。

そこから未来が始まるんだから。

 

 

 

 

 

私はね、未来が

楽しみで楽しみで仕方ない!

ここからまた始まっていくのよ

すっごいかっこいい未来がね

 

 

 

 

P.S.

 

今回10/3のアイラヴミーの初のワンマンライブで新しいグッズを出すことになったんだけど
そのグッズのイラストを担当してくれたのが
丸紅茜さんという方で、
私が一目惚れをした方だった。

 

 

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丸紅さんが描く絵はどれもポップで。
なのにどこか切なくて。

そのイラスト達にどんどん引き込まれて

今回、絵を描いてください!とお願いをした。

 

すごく忙しい方だろうし

ダメ元だったのだけど、

快く引き受けてくれた。

すごく優しくて素敵な方だった。

 

 

こうやって、好きという気持ちをぶつけて

一緒になにかやりたい!という気持ちをぶつけることも、また、ちょっと恥ずかしくてちょっと怖いけど。

 

 

行動すれば

言葉に出せば

なにかが変わるんだ

 

って改めて思いました。

 

 

 

いつからでも遅いとかないな

今からでも変えられる

いろんなこと