人生ハードモード

さとうみほのの裏アカ的なもの

答えを出すのだ

 

 

 

あの頃はよかったなぁ、とぼやいた。

あの頃は先生がいた。

テストがあった。

問題があって、そこにはちゃんと答えがあった。

正解があって間違いがあった。

100点満点があって、0点があった。

 

 

私達は先生から出されるテストに答えるだけでよかったし。

正解か不正解かの2択でしかなかった。

 

でも、もう、今は違う。

テストはもう無い。先生はもういない。

 

 

私が私に問題を出して、私が私に答えを出さなくちゃいけない。

もちろんそんなことしなくても生きていける。

でも、自分で問題を出して答えを出さない日々はすごく窮屈だ。死んじゃいそうになる。

誰かに言われるがまま作業をして、毎日正解を探す。

正解以外が怖かった。誰かの目ばかり気にした。

私は「私」を生きられているのだろうか。

悩んだ。

 

誰も傷つけたくなくて

誰からも傷つけられたくなくて

いろんな返事を後回しした。

私の中での答えは決まっているはずなのに

みんなに良い顔をした。

 

こんなの後からみんなみーんな傷つく。

傷つけたことがある。

 

 

守ってない?自分のこと

責任から逃れることに精一杯で、楽して生きようとして、逆に自分の首絞めてない?しかも、みんなの首も絞めてない?

 

と、悩んだ。

 

 

 

 

やっぱりさ、違うよね。

変わらなきゃ。

 

 

たとえ誰かを傷つけることになっても、

自分が傷つくことになっても

それをわかって、その上で勇気を出して一歩前に進むべきだ。

私が私に問題を出した上で、私が私の答えを自分の口から出すべきだ。

 

 

そうじゃなきゃ楽しい生活にならない。

ピカピカ明るい未来にならない。

 

 

って私は気づいた。

 

 

だからね

怖いけど、不安だけど、できれば逃げちゃいたいことばっかりだけど

勇気を出して答えを出そうと思ったの。

それが誰かを傷つけることになったとしても。

本音で話さなきゃいけないと思ったの。

自分ばかり守るのはもうやめたの。

当たって行かなきゃ、本当に大切な人ならば。

 

 

 

 

 

 

答えを出した時、背筋がシャキッと伸びて

新しい風を感じることができた。

なんだか心がシュワッとした。

 

 

 

私が私に問題を出して 私が私に答えを出すのだ。

 

 

 

https://youtu.be/GKpyhcmE_Lg