ケンカしようぜ！
本当に好きな人とじゃなきゃ
ケンカなんてしない。と、私は思う。
本当に大切な人、大切にしていきたい人
心と心でぶつかっていきたい人。
目と目を合わせて話したい人。
どうでもいい人とはしない
よそ行きの顔でニコニコと話して
当たり障りなく過ごす。
ちょっとムッとしても、ちょっと言いたいことがあっても
まぁいいか。と諦めてしまう。
かなしいけど、きっと生きていると大半がこんな感じなのだ。
私もそうだ。ニコニコと笑ってなんとか切り抜けちゃう時がたくさんある。
ケンカは愛だ。本音と本音のぶつかりあいだ。と私は思う。
心と心の殴り合いだ。
そのまんまの自分で、気持ちをぶつけあう。
本当の私。
ニコニコなんていらない。切り抜けようとなんかしない。上手くやろうだなんて、思わない。
知りたいから、知って欲しいから、本音で話したいから、もっと心で話したいから、好きだから、
だからぶつかりあう。
私はそんな本気のぶつかりあい、本気のケンカがしたい。
2020年2月23日（日）
渋谷スターラウンジでアイラヴミーが『ケンカしようぜ！』という企画をする。
私達が本気でケンカをしたい人に集まってもらった。
みるきーうぇい
okkaaa
アイラヴミー
の3マンライヴだ。
みるきーうぇいは前に渋谷LUSHでライヴを見たことがあった。
『みるきーうぇい』という名前はよく聞いていて
なんとなく気になっていた存在だった。
ライヴが始まると
Vo.のかおりちゃんが
「おまえら全員だいっきらいじゃ！しんじゃえ！！！！」
と叫んでいた。
フロアにいるみんなも
すごく輝いてる顔で一緒に「しんじゃえ！」
と叫んでいた。
私はなんだか、びっくりしちゃって。
え、え、だって、「しんじゃえ」なんて言っていい言葉なの？
え？ダメだよね？うそ…なんでみんなこんなにいい顔してるの？
と、呆然とした。
それと同時に心が軽くなった。
すごく救われた。
私も、本当は
だいっきらいだ！とか、しんじゃえ！とか、
思うことたくさんあった。
でも、それを言っちゃったらダメだよな。と心にストッパーをずっとかけていた。
そんな、言っちゃダメだと思っていた言葉を
重たくて熱いロックで、魂込めてうたってるかおりちゃんの歌声に、会場にいるみんなの歌声に
私はすごく救われた。
そうか、この言葉、思ってもいいんだな、
こうやって声に出しても、いいんだな。って
okkaaaくんは
Spotifyの『キラキラポップ：ジャパン』というプレイリストで知った。
プレイリストを垂れ流しながら出かける支度をしていたらokkaaaくんの曲が流れた。
最初はお洒落なトラックに惹かれて、
耳を凝らした。
お洒落なトラック+うたって
好きなのだけど、うたもサラッとしてて聞き流しちゃうような
耳に残らないのが多いなぁといつも思っていた私に衝撃が走った。
すごくうたが耳に入ってきたの。
ウィスパー気味な声に、語尾の跳ね上げ
なんだかセクシーで。聴きたくなっちゃう。
私には持ってないものをたくさん持ってる歌声だった。
そして歌詞を見ると、すごい。
みるきーうぇいが、私の背中を押してくれたおんがくだとするならば
okkaaaくんのおんがくは私に気づきをくれた。
『夢が終わる一部に肯定を』
という詞にどきっとした。
「夢が終わる」って言葉
私だったらマイナスにとらえてしまって
ちょっと落ち込んじゃう。
あまり使ったことがない言葉だった。
使ったらなんだか悪いことを言っちゃってるような気持ちになって。
でもokkaaaくんは違った。
『夢が終わる一部に肯定を』
肯定、するんだ。していいんだ。
そういう考え方があるんだ。
ダメなことばかりじゃないんだ。
夢が終わっちゃってもいいんだ。
と、気づかされたの。
この2組。
かっこよくて、ちょっとうらやましくて。ひがんじゃうくらい好きな2組。
こんな新しいおんがくをやっている2組と
これから一緒に新しい時代を作っていきたいと思ってて。
本気でぶつかりあいたくて、
ライヴに呼びました。
2月23日（日）渋谷スターラウンジ、
バチバチなライヴになるだろうな。
私はいつも来てくれるあなたや
いつもアイラヴミーのおんがくを聴いてくれているあなたと
本気でぶつかりあいたいの。
ケンカがしたいの。
待ってるよ。
ケンカ、しようね！！
