ドラマを作ることにした
今、
別に優しくされたいわけじゃないし
君ならできるよ！みたいな応援歌はいらない。
すごーく、ひねくれてるのよ、今。
すごいめんどくさい女になってる
ごめんね、ぺろりん！😜😜😜😜😜
「どーせ、私なんかーできないしー」
「じゃあ私じゃなくて、もっとできる他の人でいいんじゃないですかー？」
「私じゃなきゃダメな理由はあるんですかー？」
「好きじゃないならどっか他の人の所へ行ってくださいー」
という気持ちで満ち溢れている。私ちょーめんどくせー。ぺっぺっ
そんなことを考えていたら
帰りの電車を間違えた。
なんでみんな
「普通はこうだよ」「普通はああだよ」
普通と比べるんだろう
できない子じゃダメなのかな
なんでできないんだろう
なにがダメなのかな
できない子のままじゃ嫌だな
焦りたくないなぁ、
焦るなぁ。
とか、考えながら電車に乗っていたら
乗り間違えていた。
あれれ、すごい逆に進んでいる
しかも3駅分の間、逆に進んでることに気がつかなかった。
あーできない子じゃん。笑
急いで電車から飛び降りて、階段を駆け下りて
また登って反対側のホームに向かう。
小田急線、新宿行きはあんまり人がいない
各駅電車がとまる街には小さいちょうちんが赤、白、飾られてる
風に揺れてる
夏祭りだったのかな
夏、終わっちゃったのかな
風がすごく生ぬるい
あ、モスバーガー、美味しそう。
まだお腹いっぱいなのに、なんで美味しそうとか思っちゃうんだろう。
はぁ…
みんなみたいになれないくせに
飛び抜けた才能も無いもんで。
中途半端な人間だなぁと思う毎日だ。
不安とか悩みは絶えない。
劣等感も絶えない。
でも、だからこそ、おんがくをやっているのかもしれない。
自分に自信があったなら、詞なんて書かなかった。
うたなんて、うたわなかった
自分に自信があって
すごく可愛くて綺麗で
どんな女の子が隣にいても一番キラキラしてて
友達が多くて
細くて、
髪の毛ツヤツヤで
彼氏も絶えずにいる人生だったなら
詞なんて書かないし
うたもうたおうなんて思わなかったろうな、
力が入りすぎなんだね、きっとね
生きること、難しい。
喋ること、難しい。
うたうこと、難しい。
なんで難しいのかよくわかんない。
全部、力が入りすぎちゃうの。
なんで力が入りすぎちゃうのかな。
自分のこと、わかってほしいから？
性格が真面目すぎちゃうから？
ボイトレ一生懸命やってたから？
どれも当てはまるかもな
なんでこんなにできない子なんだろう？
うーん。なんでだろう。
わかんないことばっかりの人生は
悔しいし、嫌だし、たまに泣いちゃうけど
純粋に、ちょこっと楽しい。
予測不可能なドラマみたいで。
どんな状況もドラマに変えていけるのは自分だけだと思ってる。
自分として生まれた自分だけが
自分のドラマを作れるからさ、
日常をドラマにしてやろうと思ったの。
その方がなんか人生面白そう。
こうやってダメダメだった日も、ちょっとした寄り道も、
ひんやりしたキッチンに寝転んだ日も、
諭吉と散歩した時に見たバッタが怖かったことも、
好きな人にフラれた日も、好きな人と付き合えた日も、
夏の終わりの線香花火も
全部全部ドラマにしちゃう。
だから
ここから私の反撃のドラマは始まるし
1クール、2クール、ずっとずっと
私が死ぬ最終回まで超最強に楽しいドラマが続いていく
絶対に負けられない試合に負ける日もある。
もうダメだと思う時もある。
自分に負けちゃう時もある。
でもぶっちゃけ、負けたところからまた始めればいい話なので
自分に負けるな！とかはもう思わない
自分にもっと優しくしろ！とは思う。
自分と闘ってるなんてヘンテコリンな話だなぁ
負けて、また新しくはじめようとする力が無くなっちゃった時は
すごく苦しいけど
ちょっと休んでみたり、誰か知らない人に相談してみたりする。
「知らない人」ってのがみそ
あえて私のこと知らない人に相談してみるの、すごく良かったんだよね
だから立ち止まっても
それがちゃんと全部私のストーリーになるから大丈夫。
私はそうやって生きながらドラマを作ることにしました。
『私ストーリー』
めちゃくちゃダサいネーミングセンスだけど
きっとすごいサクセスストーリーが待ってる
上手くいかないことがあっても絶対大丈夫。
私が全部サクセスストーリーにしちゃうから！！！！
えっっっっっへん！！！！！！！！
