社会の歯車
この間、5/22にニューシングル『社会の歯車』がリリースされました。
この曲は、私のいろんなチャレンジが詰まった曲。
気がついたらずっと気にしていた
『みんなみたいに、なれない』
あの子みたいに上手く会話が続かない
あの人みたいにお仕事がしっかりとできない
あの子みたいにグループの輪の中心にいけない
あの人みたいに面白い人間になれない
頑張ってるのにな、
いや、逃げてるのかな
みんなと同じになりたかった
安心したかった。
みんなと同じじゃないからといって
すごい才能があるわけじゃなくて。
だから、人気者にもなれなくて
中途半端で隅っこにいた。
ずっと不安で胸がうごうごしてた。
頑張らなきゃっていっつも思ってた
みんなみたいになれるように、私も頑張らなきゃって。
人生を上手くやってみたかった。
でも本当の本当は「自分らしく生きたい」それだけだった。
その気持ちをどうしても曲にしたくて作った曲。
詞はシリアスになっちゃうので
曲は踊れるような、気持ち良くノれるような
暗い気持ちにならない、
そんな曲にしたかった。
今回はメロディ、譜割りにチャレンジした
(いつもチャレンジしてるんだけど)
私が作る曲は、
「踊れるような曲にしたい」という願望のため、すごくシンプルに作られてる。
最初から最後までずっとこれなのだ。
これが気持ち良い秘訣。
ずっと同じことを繰り返すってすごく気持ち良いことなのだ。
それもあって、メロディと譜割りだけで曲の変化をつけている。(もちろんトラックも変化ついてるのだけど)
J-POPのようにコードがどんどん変わっていく進行だったらメロディもその進行に合わせて作れるのでコードに頼ることもできるんだけど(コードが多いから、いっぱい音使える)
私はそれが嫌で今の曲作りにトライしている。
コードに頼るのってもう古いなぁと思ってるの。
だからね、
「アイラヴミーはJ-POPじゃない。」
って私はいつも思うの。
『社会の歯車』は歌詞はもちろんだけど
メロディ、譜割りにこだわったのだ。
という話でした。
社会の歯車, a song by アイラヴミー on Spotify
そんな社会の歯車リリースしてます。
してます。
あ、でもJ-POP大好きです、私。
日本語が一番好き。
コードがどんどん変わっていくのも情緒的で切なくて好きだよ。