人生ハードモード

さとうみほのの裏アカ的なもの

ぼーっと生きていくのは苦しい。

 

 

 

考えてるふりをしているだけ。

考えてるふりをしているだけだ。

 

 

考えてるふりをして、何も考えてない。

 

 

それって、すごく楽だなぁ

そんなこと考えながら湯船に浸かっていた

 

 

 

 

すごく楽だ、本当に。

 

 

 

 

 

 

でも、心がすごく疲れる。

本当は見えてるものを見ないふりするのは

やっぱり苦しいらしい。

 

 

 

ヘラヘラ笑ってごまかしたり

「嫌だ」と伝えられず、みんなに良い顔しすぎたり

「もう無理かも」という危険信号を自分の足で踏みにじったり

 

 

決断をいつも先延ばしにする。

決めきれずに。決めることが怖くて

見えないふりをしてる。

 

 

 

楽だ。すごく楽だ。

楽、なのに、その分傷ついてきた。

そのせいで

きっと誰かのことも、たくさん傷つけたりしてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

私には忘れられないことがある。

 

 

それは、

怖くてもなんでも。傷つけても、嫌われても。

自分の道を自分で決めた時のことだった。

 

 

怖くて怖くてたまらなかったけど

傷つけたくないし、傷つきたくないし

嫌な人って思われたくなかったけど

 

 

そういうの全部取っ払って

本当の自分の気持ちをしっかり伝えて

私はこうしたいの!

と、言えた時、世界が変わった。

 

 

 

胸がぎゅっとしてシュワっとして

視界がはじけて

世界の色が明るくなった。

 

傷つけた痛みも、

全部覚えてる。

 

傷ついた痛みも。

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐ春だ。

私はまた、ちょっとずつ決断していきたいと思ってる。

怖いけど、自分で決めて、自分の足で歩きたい。

 

 

ぼーっと生きていくのは苦しい。

 

「ぼーっと生きる」

きっと本当は「決める」ことより

苦しくて、怖いことなんだと思う。

「楽」だから気がつかないだけで。

 

 

 

はるのにおいがする。

 

 

 

なんだか決めなきゃいけないような気がしているのだ。